LTAD

LTADとは、Long-Term Athlete Developmentの頭文字をとったもので、「長期競技者育成」などと訳される。世界的に注目されている競技者育成モデルのひとつで、イギリスでコーチ兼研究者として活躍していたIstvan Balyi氏により提唱され、その後カナダにてのスポーツ政策の根幹をなすモデルとして採用された。幼少期から心身の成長ステージに応じた適切な能力を伸ばす指導を行うことで、競技者のパフォーマンスを最大化させるための方法論であり、日本でも各競技団体が採用している。また、全てのスポーツ選手が競技のスペシャリストになるのではなく、レクリエーション活動として楽しむことも設定されている。参考:『Long-Term Athlete Development』Istvan Balyi, Richard Way, Colin Higgs著