非認知スキル

米国の経済学者のヘックマン(J.J.Heckman)が研究において、到達度テストなどを使って測定可能な能力(認知能力)と分けるために、数値では測れない能力を「非認知能力」(Non Cognitive Skill)と名付けた。幼児期に養った非認知能力がその後の認知能力を高めるという研究もあり教育現場での重要性が高まっている。非認知能力には、自制心、自律性、自分を信じる、といった自己の力と、他人と協働するために必要な共感、協調性、道徳性といった社会性の力という二つの側面がある。