暑熱馴化(しょねつじゅんか)

暑さに身体が慣れること。または、暑さに慣れる過程で生じる、身体の働きの一連の変化のこと。暑熱馴化が起こると身体の表面への血流量や発汗量が増え、身体の表面から熱を逃しやすくなる。こういった変化を促すために、一般人であれば、外気温が暑くなり始める前に、1回30分程度の軽い有酸素運動など(ストレッチや入浴なども有効)を約2週間程度行う。汗をかき、放熱しやすい身体をつくっておくことで、熱中症予防になる。 2022年4月、一般財団法人日本気象協会は、暑熱馴化を開始するタイミングを知らせる「暑熱馴化前線」発表を開始した。